髪の毛のボリュームが減ってきたり抜け毛が増えてきたけど
自分の症状が加齢によるものなのかAGAなのかわからず
治療の仕方や対策についてお悩みの方は多いのではないでしょうか。

自分の状況を理解することで効果的な対策が可能になります。
そこで今回は加齢による薄毛とAGAの違いについて解説します。

薄毛でお悩みの男性の皆様に参考にしていただけますと幸いです。

通常の薄毛とAGAの違いについて

AGA

AGAは早ければ10代から発症する場合があります。
特徴としては前頭の生え際、頭頂部から脱毛が進行してきます。
AGAの原因としては「遺伝」と「男性ホルモン」に関する要因が非常に大きいと
言われています。

AGAは自然治癒が難しく放置すると薄毛が目立つようになるため
気になったら早めに受診することがおすすめです。

通常の薄毛

通常の薄毛の原因は「遺伝」や「男性ホルモン」以外の
内的、外的要因によって引き起こされます。
通常の薄毛や抜け毛を引き起こす原因を紹介します。

食生活の乱れ

食生活の乱れにより栄養が偏ると髪の成長に悪影響を及ぼします。
髪の毛のは「ケラチン」と呼ばれるタンパク質でできています。
なので食事でしっかりタンパク質を摂取しないとケラチンが生成できず
髪の成長が止まってしまいます。
タンパク質以外にも髪の成長にはビタミン、ミネラル、亜鉛などの栄養素が必要です。
これらは牛乳や野菜、海藻に含まれるため積極的に食事に取り入れると効果的でしょう。

ストレス

仕事やプライベートで日常的にストレスを受け続けると交感神経が刺激されます。
これにより血管が収縮し頭皮の血流が悪くなります。
頭皮への血行不良が慢性化すると、髪の毛を作るための栄養が頭皮に届かず
薄毛や抜け毛に繋がります。

睡眠不足

睡眠不足の原因の1つとして挙げられます。
睡眠中は副交感神経が優位になり成長ホルモンの分泌を促します。
成長ホルモンは健康的な髪を作るために必要ですが睡眠不足によって成長ホルモンが阻害されると
細くもろい髪になってしまうので結果抜け毛に繋がってしまいます。
しっかりとした髪を育てるためにも睡眠は十分にとる必要があります。

髪や頭皮へのダメージ

直接的なダメージとして挙げられるのが「紫外線」「薬剤」です。
紫外線は頭皮の乾燥、炎症の原因になり抜け毛を引き起こします。紫外線が強い夏は
特に注意が必要で帽子やスプレーで紫外線の対策をすることが大切です。

パーマ剤やカラーで使う薬剤も頭皮へのダメージになりえます。
パーマやカラーを定期的にする場合はしっかりとしたヘアケアも同時に行うことが
重要です。

最後に

AGAと通常の抜け毛は原因が異なるためアプローチの方向性も変わります。
ただ、どちらであるかの判断が難しいため髪に関して気になることがあるのであれば
早めに原因を突き止め対策、治療を行うことが解決の第一歩になります。

当院では初診、再診料無料でお薬代のみいただいております。
髪に関して気になることがありましたら是非ご相談ください。

お読みいただきありがとうございました。